WiMAX2+では、auが提供する公衆無線LANサービス「au Wi-Fi スポット」を利用することができます。
au-Wi-Fi スポットを使うためには端末側での設定が必要で、機種によっては使えない場合もあります。
ここでは、WiMAX2+で使えるau Wi-Fi スポットとはどんなサービスなのか、利用するための設定方法、またau Wi-Fi スポットを利用する際の注意点や、au-Wi-Fi スポットが使えない場合に利用できるその他の公衆無線LANサービスについてご紹介します。
目次
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WiMAX2+でau Wi-Fi スポットを使う方法
WiMAX2+で使える公衆無線LANサービス「au Wi-Fi スポット」とはどのようなサービスなのでしょうか。
au Wi-Fi スポットはauが提供する公衆無線LANサービス
au Wi-Fi スポットは、au(KDDI)が提供している公衆無線LANサービスです。
駅や空港、電車やバスの中、カフェ、ファストフード、レストラン、バー・居酒屋など、au Wi-Fi スポットのステッカーが貼られている場所で利用することができます。
WiMAX2+の回線提供元であるUQコミュニケーションズがKDDIグループの通信業者なので、WiMAX2+ユーザーもau Wi-Fi スポットを使えるようになっているのです。
au Wi-Fi スポットの利用料金は、契約している料金プランやプロバイダによって異なります。
例えばauでWiMAX2+端末を契約している場合、「WiMAX 2+ フラット for DATA EX」「WiMAX 2+ フラット for DATA」のいずれも、月額料金は無料でau Wi-Fi スポットを利用することができます。
その他の主なプロバイダの対応状況は以下の通りです。
So-net
So-netでは、すべての料金プランでau Wi-Fi スポットが無料で利用することができます。
ただし、対応機種は以下の5機種に限られているので注意が必要です。
- Speed Wi-Fi NEXT WX01
- Speed Wi-Fi NEXT W01
- Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11
- Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15
- Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14
@nifty
@niftyでは、以下の4種類の料金プランでau Wi-Fi スポットが無料で利用することができます。
- WiMAX 2+ Flat 2年 ギガ放題
- WiMAX 2+ Flat 2年※
- WiMAX 2+ Flat 2年 auスマホ割
- WiMAX 2+ Flat 4年 auスマホ割※
※新規申込受付は終了しています。
対応機種はSo-netと同様の5機種です。
GMOとくとくBB
GMOとくとくBBでも、すべての料金プランでau Wi-Fi スポットが無料で利用可能です。
また、月額362円でWi2 300、UQWi-Fiの利用もできるようになっています。
BIGLOBE
BIGLOBEでは、Wi-Fiスポット接続対応のデータ端末の新規取り扱いがないため、au Wi-Fi スポットを利用することはできません。
UQ WiMAX
UQ WiMAXでは、自社でWiMAX2+を契約しているユーザー向けに公衆無線LANサービス「UQ Wi-Fiプレミアム」を無料で提供しています。
WiMAX2+でau Wi-Fi スポットを使うには端末で設定が必要
WiMAX2+でau Wi-Fi スポットを使うためには、WiMAX2+端末で設定が必要です。
まずWiMAX2+端末の設定画面を開き、Wi-Fiスポット接続の項目をオンにします。
次にau Wi-Fi スポットのサービス提供エリア内でアクセスポイントを検索します。
WiMAX2+端末で利用できるau Wi-Fi スポットのSSIDは、「au_Wi-Fi2」です。
SSIDを選択すると、au Wi-Fi スポットを経由したインターネット接続ができるようになります。
WiMAX2+でau Wi-Fi スポットを使う時の注意点!
WiMAX2+で使えるau Wi-Fi スポットは、プロバイダによっては無料で利用することができ、データ容量の上限を気にする必要もありません。
ただし、WiMAX2+を契約していてもau Wi-Fi スポットが利用できない場合もあるので注意しましょう。
WiMAX2+の最新機種ではau Wi-Fi スポットが使えない
WiMAX2+の最新機種は、au Wi-Fi スポットを利用することができません。
2018年5月現在、au Wi-Fi スポットを利用できるのは、以下の5機種のみです。
- Speed Wi-Fi NEXT WX01
- Speed Wi-Fi NEXT W01
- Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11
- Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15
- Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14
au Wi-Fi スポットに対応していないプロバイダがある
WiMAX2+回線はさまざまなプロバイダからサービスが提供されていますが、プロバイダによってはau Wi-Fi スポットを利用できないことがあります。
例えばUQコミュニケーションズの場合、独自でUQ Wi-Fiという公衆無線LANサービスを提供しており、au Wi-Fi スポットには非対応です。
またBIGLOBEでは、現在Wi-Fiスポット接続に対応しているWiMAX2+端末の新規取り扱いはしていません。
自分が契約しているプロバイダと使っているWiMAX2+端末でau Wi-Fi スポットが利用できるか、事前にプロバイダの公式ホームページで確認しておくと安心です。
au Wi-Fi スポット以外の公衆無線LANサービスを使うには?
WiMAX2+端末でau Wi-Fi スポットが使えない場合、その他の公衆無線LANサービスを使うことを検討しましょう。
au Wi-Fi スポット以外の、無料(一部有料)で使える公衆無線LANサービスをご紹介します。
at_STARBUCKS_Wi2
at_STARBUCKS_Wi2は、スターバックス店内で利用できる公衆無線LANサービスです。
FREE Wi-Fiのステッカーが貼ってある店舗で利用することができ、1回の接続で1時間までインターネットを楽しむことができます。
1時間経過したらまた繋ぎ直せばいいので、実質無制限に使えます。
私はスターバックスによく行くので、店内を利用する時は必ずat_STARBUCKS_Wi2を使っています。
Japan Connected free Wi-Fi
Japan Connected free Wi-Fiは、訪日外国人向けの公衆無線LANサービスです。
本来は外国人観光客向けの公衆無線LANサービスですが、登録すれば日本人でも使うことができます。
専用のアプリが用意されているので、難しい設定は必要なく、ワンタップで接続が可能です。
私も自分のスマートフォンにアプリを入れていて、使える場所では積極的に使うようにしています。
UQ Wi-Fiプレミアム
UQ Wi-Fiプレミアムは、UQコミュニケーションズが自社でWiMAX2+を契約している顧客向けに提供している公衆無線LANサービスです。
月額料金は無料ですが、利用する前に申し込みをしておく必要があります。
UQ WiMAXでWiMAX2+を契約している人なら、申し込みをしておいて損はありません。
Wi2 300
Wi2 300は、ワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供している有料の公衆無線LANサービスです。
カフェやレストランなど使える場所が多いのが特徴です。
利用するためには事前に申し込みが必要で、クレジットカードを所有している必要があります。
料金プランは月額定額プランとワンタイムプランの二種類があるので、自分の使い方に合ったプランを選ぶと良いでしょう。
私はクレジットカードを持っていないので、Wi2 300は利用した経験がありません。
WiMAX2+でau Wi-Fi スポットを賢く使おう!
WiMAX2+では、au(KDDI)が提供する公衆無線LANサービス「au Wi-Fi スポット」を利用することができます。
駅や空港、電車やバスの中など、「au Wi-Fi スポット」のステッカーが貼られている場所で使うことができ、サービス提供エリアは順次拡大されています。
「au Wi-Fi スポット」を利用するためには端末側での設定が必要ですが、WiMAX2+の最新機種はWi-Fiスポット接続に対応していないので、「au Wi-Fi スポット」を利用することができません。
また契約しているプロバイダや料金プランによっては、「au Wi-Fi スポット」に対応していなかったり、月額料金が掛かってくることもあるので、自分が契約しているプロバイダの公式ホームページで確認しておくと安心です。
「au Wi-Fi スポット」が使えない場合でも、スターバックスで使える「at_STARBUCKS_Wi2」、訪日外国人向けの「Japan Connected free Wi-Fi」、UQコミュニケーションズの「UQ Wi-Fiプレミアム」、ワイヤ・アンド・ワイヤレスの「Wi2 300」など、さまざまな公衆無線LANサービスが各社から提供されています。
自宅や勤務先、良く行くカフェやレストランなどで、どの公衆無線LANサービスが導入されているかチェックして、賢く公衆無線LANサービスを使っていきましょう。