WiMAXが圏外になった時、au回線(ハイスピードプラスエリアモード)に切り替えることで、au 4G LTE回線でのインターネット通信ができる場合があります。
au 4G LTE回線は、WiMAX2+回線よりもサービス提供エリアが広く電波が届きやすいためです。
ただしau 4G LTE回線を使っている時にデータ通信量が7GBを超えてしまうと、WiMAX2+回線に戻しても速度制限が掛かってしまう点に注意が必要です。
この記事では、WiMAXが圏外になり、au回線に切り替えても繋がらない場合にどう対処すればいいのか、解決方法と対策についてご紹介していきます。
目次
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WiMAXが圏外でau回線は繋がる時の対処方法
WiMAXが圏外になった時、au回線(ハイスピードプラスエリアモード)に切り替えると、au 4G LTE回線でのデータ通信ができることがあります。
この場合、何らかの原因でWiMAX2+の電波が届いていない、あるいは届きにくい状態になっていることが考えられます。
WiMAXは圏外、au回線は圏内の場合の対処方法について見ていきましょう。
電波の届きやすい場所へ移動する
WiMAXが圏外になった時にまず試したいのは、電波の届きやすい場所へ移動することです。
WiMAX2+回線の電波は、建物や車の中、地下やトンネル、ビルの陰などでは電波が届きにくいという性質を持っています。
建物や車の中で繋がらない時は外に出てみる、地下やトンネルで繋がらない場合は地上に上がってみる、ビルの陰で繋がらない場合はビルの少ない場所へ移動してみるなど、場所を変えることで元通り通信ができるようになることがあります。
実際に私も、WiMAXがビルの地下階で圏外になっており、ビル内では使えないと思っていたところ、地上階の窓際では普通に電波が受信できた、という経験があります。
au回線でそのまま使う
WiMAXが圏外になった時、au回線(ハイスピードプラスエリアモード)に切り替えることで問題なくデータ通信ができる場合、そのままau回線で使い続けるという手もあります。
ただしau回線(ハイスピードプラスエリアモード)には、月間データ容量の上限が7GBという制限があることに注意してください。
月間データ容量の上限がないギガ放題プランを契約している場合でも、ハイスピードプラスエリアモードで月間データ容量が7GBを超えてしまった時には、WiMAX2+回線の方でも速度制限が掛かってしまいます。
月間データ容量の上限なしに使えるギガ放題プラン(ハイスピードモード)は安価で高速なインターネット通信が楽しめる料金プランですが、au回線(ハイスピードプラスエリアモード)を併用する場合には、月間データ容量の上限を気に掛けておく必要があるのです。
WiMAXがサービス提供エリア内であるにも関わらず圏外と表示されて繋がらない場合や、繋がっているのに通信が遅い場合については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
WiMAXがエリア内で圏外!繋がらない・遅いときに試したいこと
WiMAXが圏外でau回線も繋がらない時の対処方法
WiMAXが圏外になった時、au回線(ハイスピードプラスエリアモード)に切り替えても圏外表示のままになってしまう場合があります。
WiMAXが圏外、au回線も圏外の場合、どうすればいいのでしょうか。
ここでは、WiMAXもau回線も圏外になってしまった場合に確認すべき点や試したい対処方法をご紹介していきます。
WiMAX端末を再起動する
WiMAXとau回線がいずれも圏外になってしまった場合、まずはWiMAX端末を再起動してみましょう。
原因が分からず急に圏外になってしまった場合には、WiMAX端末の電源を入れ直すことで普通に繋がるようになるケースも少なくありません。
実際に私も、急にWiMAXがインターネットに繋がらない状態になり、とりあえず再起動したら何の問題もなく使えるようになった、という経験があります。
電波の届きやすい場所へ移動する
WiMAXとau回線がいずれも圏外の時は、電波の届きにくい場所にいる可能性もあります。
建物の中でも窓から遠い奥まった場所にいる場合や、地下鉄の最下層にいる場合などは、屋内などで電波が届きにくくなるWiMAX2+回線だけでなく、au回線の電波も届きにくいことがあります。
特に首都圏や都市部以外では、サービス提供エリアの境界近くで圏外表示されてしまうことがあります。
少し移動することで普通にデータ通信が行なえるようになる場合もあるので、電波の入りやすい場所を探すとよいでしょう。
接続している機器の設定を確認する
WiMAXルーターを通じたインターネット接続ができない時、WiMAXルーターに接続している機器の設定が影響していることがあります。
エコモードや省エネモードに要注意!
例えばスマートフォンでは、充電量が一定値を下回った場合に、自動的にWi-Fi機能をオフにするような設定ができます。
ノートパソコンやタブレットでも、エコモードや省エネモードなど、特定の条件で自動的にWi-Fi機能やインターネット接続を終了する設定になっている場合があります。
ノートパソコンは繋がるのにスマートフォンは繋がらない、というケースでは、スマートフォンの方で設定が影響している可能性があるのです。
回線自体の通信障害や端末の不具合の可能性も?
ここまでご紹介してきた対処方法をすべて試してもインターネットに接続できない場合、WiMAX2+回線やau回線自体に通信障害が起きているか、端末が不具合を起こしている可能性があります。
WiMAX2+とau 4G LTEがいずれも圏外になって繋がらない場合の対処方法については、以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
WiMAX2+とau 4G LTEが繋がらない!原因と対処方法は?
WiMAXが圏外でau回線も繋がらない時は端末を再起動!
WiMAX2+(ハイスピードモード)が圏外なのにau回線(ハイスピードプラスエリアモード)ではインターネット接続ができる場合、まずはWiMAX2+の電波が入りにくい場所にいないかを確認しましょう。
建物の中や地下、トンネルなどWiMAX2+の電波が届きにくい場所では、au回線(ハイスピードプラスエリアモード)に切り替えて使うのが便利です。
ただしau回線(ハイスピードプラスエリアモード)を使っている状態でデータ通信量が7GBを超えると、ギガ放題プランを契約している場合でも速度制限が掛かるので、上手に切り替えて使う必要があります。
またWiMAXルーターに接続している機器の設定によって、Wi-Fi機能が自動的にオフになってしまっていることもあります。
以上の点を確認し、端末を再起動してもインターネットに接続できない場合には、回線自体に接続障害が起きているか、端末の不具合の可能性があります。
この場合は、自分が契約しているプロバイダに連絡してみるなどの対処が必要になります。