WiMAX2+をauスマホやauケータイのユーザーが解約する時には、注意しなければならない点があります。
特に、WiMAX2+とauスマホやauケータイをセットで契約していた場合、WiMAX2+のみ解約するのか、auスマホ・ケータイも解約するのかを検討する必要があります。
ここでは、WiMAX2+をauスマホやauケータイのユーザーが解約する時に注意すべき3つのポイントを解説していきます。
目次
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WiMAX2+とauは解約すると割引適用が解除される
1点目は、WiMAX2+を解約すると「auスマートバリューmine」の適用が解除される、ということです。
「auスマートバリューmine」は、auが指定するデータ定額サービスに加入しているauスマホやauケータイの利用者を対象に、WiMAXサービスをセットで利用することでauスマホやauケータイの利用料を割引する、というサービスです。
「auスマートバリューmine」による割引を受けるためには、WiMAXサービスを契約した後、自分でau側での申し込みが必要になります。
しかしWiMAX2+を解約すると、WiMAXサービスとのセット利用ではなくなるため、「auスマートバリューmine」の割引が適用されなくなるのです。
「auスマートバリューmine」による割引額は、月額最大1,000円ですので、WiMAX2+の解約後は月額最大1,000円、利用料金が増える計算になるので注意してください。
他社WiMAXへ乗換時は再度au側の手続きが必要
WiMAX2+サービスを解約して他社WiMAXサービスに乗り換える場合、「auスマートバリューmine」の割引は自動的に解除され、他社WiMAXサービスには引き継がれません。
引き続き「auスマートバリューmine」の割引を受けるためには、新しいプロバイダでWiMAXサービスの申し込みが完了した後、改めてau側での手続きが必要になります。
新しいプロバイダで「auスマートバリューmine」の割引が適用されるのは、申し込みの翌月からになります。
新しいプロバイダでの申し込みが完了したら、できるだけ早く「auスマートバリューmine」の手続きをするようにしましょう。
手続きが遅れれば遅れた分だけ、割引を受けられる期間が短くなってしまうからです。
WiMAX2+とauの解約が契約期間内の場合は違約金がかかる
2点目は、WiMAX2+を契約期間を満了する前に解約をすると違約金がかかる、ということです。
例えばWiMAXサービスの提供元であるUQコミュニケーションズの場合、UQ Flatツープラスを何年間の契約にしていたか、契約してから何ヶ月目の解約かによって、違約金の金額が変わってきます。
「UQ Flatツープラス(2年)」「UQ Flatツープラス ギガ放題(2年)」の場合
2年契約の場合、課金開始日を含む月を1ヶ月目として、契約期間は25ヶ月間です。
画像引用:UQコミュニケーションズ
1~13ヶ月目で解約すると19,000円、14~25ヶ月目で解約すると14,000円、27ヶ月目以降は一律9,500円です。
「UQ Flatツープラス(3年)」「UQ Flatツープラス ギガ放題(3年)」の場合
3年契約の場合、課金開始日を含む月を1ヶ月目として、契約期間は37ヶ月間です。
画像引用:UQコミュニケーションズ
1~13ヶ月目で解約すると19,000円、14~25ヶ月目で解約すると14,000円、26~37ヶ月目で解約すると9,500円、39ヶ月目以降は一律9,500円です。
「UQ Flatツープラス(4年)」の場合
4年契約の場合、課金開始日を含む月を1ヶ月目として、契約期間は49ヶ月間です。
画像引用:UQコミュニケーションズ
1~13ヶ月目で解約すると19,000円、14~25ヶ月目で解約すると14,000円、26~49ヶ月目で解約すると9,500円、51ヶ月目以降は一律9,500円です。
WiMAX2+はauではなく契約しているプロバイダで解約
WiMAX2+を解約するためには、auではなく契約しているプロバイダで解約手続きを行ないます。
WiMAX回線の提供元はUQコミュニケーションズですが、Broad WiMAXやSo-net、@niftyなど、さまざまなプロバイダがWiMAXサービスを提供しています。
もし自分が契約しているプロバイダが分からなくなってしまった場合には、UQコミュニケーションズに問い合わせをすると調べてもらうことができます。
私自身、プロバイダがどこなのか分からなくなってしまい、UQコミュニケーションズに問い合わせて教えてもらった経験があります。
UQコミュニケーションズへの問い合わせ方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
UQ WiMAXへの問い合わせ!選べる3つの方法を解説
プロバイダに特にこだわりなくWiMAXサービスを使っていると、自分の契約しているプロバイダを忘れがちです。
困った時にはUQコミュニケーションズに問い合わせをする、ということを覚えておくと便利です。
なおUQ WiMAXを利用している方は、違約金なしで解約する方法を以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
UQ WiMAXの解約金はいくら?違約金なしで解約する方法を解説
WiMAX2+をauショップで契約した時はauショップで解約
WiMAX2+を解約する時には、契約しているプロバイダで手続きを行ないます。
ただしauショップでWiMAX2+を契約した場合には、auショップで手続きをする必要があるという点に注意しましょう。
解約手続きをする店舗は、契約手続きをした店舗以外でも可能です。
私の場合は、自宅近くにはauショップがないため、職場近くにあるauショップを利用することになります。
WiMAX2+とauを解約する時はセット契約の契約期間に注意
3点目は、WiMAX2+とauスマホやauケータイをセットで契約している場合、契約内容や契約期間によって、auスマホやauケータイの割引が適用されなくなる可能性がある、ということです。
WiMAX2+のみ解約しauスマホは使い続けることが可能
WiMAX2+とauスマホやauケータイを同時に契約した場合でも、WiMAX2+のみの解約をすることができます。
WiMAX2+の解約と同時にauスマホやauケータイが使えなくなる、ということはありません。
セットで契約しているからセットで解約されるのでは、と考えてしまいがちですが、WiMAX2+を解約した後もauスマホやauケータイはそのまま使い続けることができるので、安心してください。
WiMAX2+の解約でauスマホ本体の割引が解除になる場合も
WiMAX2+とauスマホやauケータイをセット契約していてWiMAX2+だけを解約する場合、契約内容をよく確認しましょう。
WiMAX2+とauスマホやauケータイをセットで契約した時、セット契約に対する特典として、スマホやケータイの機種本体の代金を月額利用料金から割り引く、という契約内容になっていることがあります。
WiMAX2+を契約していることを条件としてauスマホやauケータイの機種本体の代金が割り引かれているので、WiMAX2+を解約すると、この機種本体の代金に対する割引が適用されなくなります。
WiMAX2+解約以降に割引が適用されなくなるだけでなく、契約内容によっては、これまでに割引されていた分を違約金として請求される場合もあります。
WiMAX2+をauスマホやauケータイとセットで契約している時は、WiMAX2+を解約することによって月額料金や契約内容がどのように変わるのか、プロバイダに事前に問い合わせておくと安心です。
WiMAX2+とauを解約する時は契約期間をチェック!
WiMAX2+をauスマホやauケータイの利用者が解約する場合、注意すべきポイントが3つあります。
1点目は、「auスマートバリューmine」の適用が解除されることです。
他社WiMAXサービスに乗り換える場合には、改めてau側での手続きが必要になることを覚えておきましょう。
2点目は、WiMAX2+の契約期間を満了する前に解約する場合、違約金がかかることです。
契約している料金プランや契約年数によって違約金の額が変わってくるので、自分が契約しているプロバイダのホームページなどで事前に確認しておくと安心です。
3点目は、WiMAX2+とauスマホやauケータイをセット契約していた場合、WiMAX2+の解約によってauスマホやauケータイの機種本体代金に対する割引が解除になる可能性があることです。
WiMAX2+を解約してもauスマホやauケータイはそのまま使い続けることができますが、WiMAX2+の違約金が発生したり、月額料金が上がったりする可能性があるので、注意してください。