GMO WiMAXには速度制限が設けられています。
今回はその条件と速度制限のかからない使い方を紹介。
実際速度が落ちてもYouTubeで動画を視聴は可能です!
目次
GMO WiMAXで速度制限がかかる条件は?
まず速度制限はGMO WiMAXに限らず、すべてのWiMAXであるということを知っておいてください。
一定の通信量に達することで発生します。
条件はどこも同じです。
速度制限が発生する3つの条件
1.通常プランで月間7GBを超える通信をおこなった場合
2.ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超える通信をした場合
3.3日間の合計通信量が10GBを超えた場合
それぞれの条件について詳しく見ていきましょう。
通常プランで月間7GBを超える通信をおこなった場合
GMO WiMAXの料金プランには「ギガ放題プラン」と「通常プラン」の2つがあります。
ギガ放題プランは月々の通信量に上限のないプランです。
一方通常プランの方は月々の通信量の上限が7GBのプランです。
この7GBを超えた場合、当月の末日まで通信速度は「128kbps」へ制限されます。
翌月になれば通常速度に戻りますが、7GBを超えれば再び速度制限を受けます。
ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超える通信をした場合
WiMAXには「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスエリアモード」2つの通信モードがあります。
・ハイスピードモード:WiMAX2+
・ハイスピードプラスエリアモード:WiMAX2+ / au 4G LTE
通信モードによって対応する回線が異なると覚えておきましょう。
この内ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超える通信をおこなうと、当月の末日まで最大速度は「128kbps」に制限されます。
ハイスピードプラスエリアモードのメリット
WiMAXルーターをはじめて受け取ると、通信モードはハイスピードモードに設定されています。
WiMAX2+のみ使って通信するならこのモードで十分です。
ではなぜハイスピードプラスエリアモードを使うのか? 実はハイスピードプラスエリアモードでもWiMAX2+を使うことはできるのですが、もうひとつKDDI auの「4G/LTE」回線も利用可能です。
4G/LTEの電波はプラチナバンドと言って、WiMAX2+と比べて障害物に強いのが特徴。
地下や郊外などより広いエリアでネットが使えるというメリットがあります。
WiMAX2+の電波が届きにくい場所で、自動的に4G/LTE回線に切り替わる仕組みです。
便利ですが、そのかわり月間7GBを超える通信をおこなうと速度制限がかかります。
3日間の合計通信量が10GBを超えた場合
WiMAX2+およびau 4G LTEにおいて、「直近3日間」の通信料の合計が10GBを超えた場合、10GBを超えた翌日の18時~翌々日2時まで速度制限がかかります。
制限中の速度は「1Mbps」です。
出典:とくとくBB by GMO 会員サポート|よくある質問 Q&A
ポイントは直近3日間の合計通信量ということ。
また、速度制限は10GBを超えた当日ではなく翌日にかかるということです。
GMO WiMAXで速度制限を受けない使い方はない?
速度制限を受けて128kbpsの速度になってしまうと、動画が再生されなかったり、ページの読み込みに時間がかかってしまったりします。
そこで速度制限を受けにくい使い方の紹介です。
速度制限を受けないために!
通信量を確認する!
速度制限を受けないために現在の通信料を確認しましょう。
確認方法は2つ。
ひとつは利用している端末の通信料カウンターを見ること。
もうひとつはGMOの会員サイト「BBnavi」で確認できます。
ギガ放題プランで申し込む
通常プランはギガ放題プランと比べて毎月の料金が安いのですが、月間7GBを超える通信をおこなうと速度制限がかかるので、普段ネットをよく使う人はギガ放題プランで申し込むと速度制限を受けにくいのでおすすめです。
ハイスピードプラスエリアモードの使用に気をつける
先に説明したようにWiMAX2+と比べネットの使えるエリアが広がる4G/LTEのハイスピードプラスエリアモードですが、こちらも月間7GB以上の通信を受けると制限をくらいます。
どうしてもWiMAX2+の電波が入りにくい場所でのみ使用するようにしましょう。
データ量通知サービスを利用する
UQ コミュニケーションズのサービスのひとつに「データ量通知サービス」があります。
これは直近3日間の通信量の合計が10GBを超えた場合メールでお知らせしてくれるサービスです。
メールが届くのは3日で10GBを超えた翌日13時以降となります。
すでに速度制限がかかってしまった際のお知らせとなりますが、制限が始まる前にあらかじめ知っておくことができます。
登録するには下のリンク先にアクセスしてください。
はじめてアクセスする人は「新規お申込みの方はこちらから」をクリックし、配信先メールアドレスなど必要な情報を入力してください。
3日で10GBはどのくらい?
UQ コミュニケーションズの公式サイトで使用量の目安が説明されていますが、YouTubeの超高画質動画の再生で約7時間。
標準画質の再生なら約47時間です。
想像していたより視聴できると思いませんか?
なお、3日で10GBの制限をくらうと通信速度は1Mbpsになりますが、YouTubeの標準画質の再生に必要な速度は1Mbpsです。
つまり標準画質なら速度制限を受けたとしても視聴できます。
下の動画では、1Mbpsと128kbpsそれぞれの速度で再生テストをおこなっています。
見てもらうとわかりますが、1Mbpsの方は再生できていました。
128kbpsだと残念ながら視聴は厳しい感じです。
まとめ
速度制限を受けないためには、まずどうなると制限をくらうのかを知っておくことが大切です。
受けにくい使い方は、
・料金プランはギガ放題プランを選ぶ
・ハイスピードプラスエリアモードは極力使わない
・現在の通信量を知る
こと。
また、「1Mbps」でも動画視聴はできるということも知っておいてください。
GMO WiMAXの評判や最新キャンペーン情報は下の記事を参考にしてください。
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